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中学受験の漢字の書き取り:読めるのに書けないのはなぜか
漢字のテストで、読めるはずの字が書けない。同じ音の別の字を書いてしまう。中学受験の国語で、漢字の書き取りはよくあるつまずきです。
読むのと書くのは別の練習
漢字を読むときは、目の前にある字の形を手がかりに、読みを思い出します。書くときは、手がかりがないところから、字の形を一から組み立てなければなりません。
そのため、読みの練習をくり返しても、書けるようになるとはかぎりません。書けるようにするには、書く練習が必要です。
よくあるつまずき
| つまずき | 例 |
|---|---|
| 同じ音の字を取りちがえる | 「検査」を「険査」と書く |
| 形の似た字を取りちがえる | 「成績」を「成積」、「複数」を「復数」と書く |
| 点や線が足りない・多い | 「専門」の「専」に点をつける |
| 送りがなをまちがえる | 「短かい」「少い」 |
読めているかぎり、こうしたまちがいは本人も気づきにくいものです。書いて、答えと見比べて、はじめてわかります。
同音異義語は、文の中で覚える
「こうぎ」と読む熟語には、「講義」と「抗議」があります。熟語だけを見比べても、どちらを使うかは決まりません。
- 大学の講義を受ける
- 審判の判定に抗議する
中学受験の書き取りは、文の中の一語を書かせる形が多いので、使う場面と一緒に覚えるほうが実戦的です。「講」は話して教えること、「抗」は逆らうこと、のように字の意味を添えると、取りちがえにくくなります。
家庭での練習のしかた
答えを隠して書く
漢字の問題集を使うときは、答えを見ずに書きます。書き終えてから答えと見比べ、字の形まで合っているかを確かめます。とめ・はね・はらいも、テストの基準に合わせて見ます。
まちがえた字を優先し、書けた字もときどき確かめる
練習の時間は、まちがえた字に多く使います。まちがえた字を集めて、日をおいてもう一度書きます。
書けた字も、それで終わりにはしません。1回書けても、数日後に書けるとはかぎらないからです。テスト前や、しばらく間があいたときに、書けた字もまとめて確かめます。
形の似た字は、ちがう部分を言葉にする
「複」と「復」は、右側が同じで、左側だけがちがいます。「複」は衣へん(服に関係する)、「復」はぎょうにんべん(行く・戻るに関係する)。「複数」は重ねる、「往復」は行って戻る、と部首の意味とつなげると、どちらを書くか迷いにくくなります。
暗記ログでは、まちがえた字を印刷して書き直せます
暗記ログは、中学受験の暗記問題を解く Web の問題集です。国語には、漢字の書き(学年ごとの熟語、訓読み・送りがな、同音異義語・同訓異字)と読みの問題があります。答えは画面に入力せず、ノートに書いて○×をつけるので、変換に頼らずに書けるかを確かめられます。
×をつけた字は「定着ノート」にたまります。答え欄が空欄の「書く版」を A4 で印刷すれば、まちがえた字だけの書き取りプリントになります。書いたあとに自分で答え合わせをしたいときは、答えのページがつく「書く版+解答」も選べます。
無料プランでも、体験版の単元(漢字の書きでは「訓読み・送りがな」の最初の単元)でまちがえた字は、書く版で印刷できます。まず1単元を解いて、まちがえた字だけのプリントを作ってみてください。操作の流れは使い方のページにあります。
