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問題集を「まるごと何周も」は時間がもったいない:正答した問題にかける時間を減らす

「問題集は3周しなさい」「暗記本は何度もくり返して」。中学受験の勉強法でよく聞く言葉です。くり返すこと自体は大切ですが、毎回最初のページからまるごとやり直していると、時間の多くをもう答えられる問題に使うことになります。

まるごと1周すると、何に時間を使っているか

たとえば、300問の暗記の問題集を1周して、8割の240問に正答できたとします。次はまず、まちがえた60問から解き直せます。前回○だった240問も、時間をおいて確かめる必要はありますが、毎回300問すべてを同じように解く必要はありません。

まるごとやり直すと、2周目の300問のうち240問は、前回答えられた問題です。

それでも、まるごとやり直してしまう理由

  • どれをまちがえたかが残っていない。 ○×をつけずに解いていると、どの問題に戻ればいいかわからないので、最初からやるしかなくなります
  • 周回の数が目標になっている。 「3周した」は達成感がありますが、何問覚えたかは教えてくれません
  • 飛ばすのが不安。 正答した問題を飛ばすと、忘れていても気づけないのではと心配になります

最後の不安はもっともです。一度正答した問題でも、しばらくたつと忘れていることはあります。だからといって、毎周すべてを解き直す必要はありません。

進め方:まちがえた問題から、正答した問題は間をあけて

1. 1周目で○×を残す

問題の横に○×と日付を書きます。ここを残しておかないと、2周目で「まちがえた問題だけ」を選べません。

2. 2周目は、まちがえた問題だけ

1周目で×だった問題だけを解き直します。300問の例なら60問です。○になったら印を変え、×のままなら次も解きます。

3. 正答した問題は、間をあけてまとめて確かめる

正答した問題は、毎回ではなく、間をあけてまとめて確かめます。いつ確かめるかは、次のテストまでの日数や覚え具合に合わせて決めます。単元のテストの前は、ちょうどよい機会です。そこで×になった問題は、また「まちがえた問題」に戻します。

4. 目標は周回の数ではなく、残りの×の数

「3周する」のかわりに、「この単元の×を減らす」を目標にします。やるべきことがはっきりしていて、終わりが見えます。

×が0になるまで同じ単元にとどまる必要はありません。×が数問まで減ったら次の単元に進み、残った×は並行して解き直します。1回ごとの目標は「今日は×を5問解き直す」くらいの小さなもので十分です。

時間の使い方のちがい

やり方2周目で解く問題正答した問題の確かめ
まるごとやり直す300問すべて毎周、全部
まちがえた問題から1周目で×だった問題だけテスト前などに、まとめて

浮いた時間は、まだ手をつけていない単元に回せます。

暗記ログでは「バツ」と「すべて」を選び分けられます

暗記ログは、社会・理科・国語の暗記問題を解く Web の問題集です。答えはノートに書き、画面で○×をつけると、問題ごとに最後の○×が残ります。

単元を選ぶときに、次の3つから選べます。

  • 未対応:まだ解いていない問題だけ
  • バツ:最後に×だった問題だけ。ふだんの解き直しはこれ
  • すべて:その単元の全部。テスト前などに、正答した問題もまとめて確かめるとき

ホームには単元ごとに正答・バツ・未対応の数が出るので、「この単元はあとバツが何問」という目標がそのまま見えます。問題集の横に○×を書いて数える作業はいりません。

まず1単元を解いて、次の回は「バツ」を選んでみてください。解き直す問題が、まちがえた問題だけに絞られることを確かめられます。無料プランでは、各分野の最初の単元を試せます。操作の流れは使い方のページにあります。

ノートを用意して、まずは1単元。

答えはノートに書き、画面で○×をつけるだけ。まちがえた問題は「バツ」を選べば、まとめて解き直せます。登録は保護者のメールアドレスだけで、無料プランでは各分野の最初の単元を試せます。