Column
「覚えたつもり」を見抜く一問一答の使い方:隠す・書く・○×を残す
社会や理科の一問一答は、中学受験の暗記でいちばん身近な教材です。何周もしたのに、テストでは答えが出てこない。そういうときは、答えを見ながら読んでいないか、一度確かめてみてください。
読むだけだと、「知っている感じ」で止まる
問題と答えを並べて読むと、「知っている」という感じがします。
鎌倉幕府を開いた人物は? → 源頼朝
答えが目に入った瞬間に「そうそう」と思えるので、覚えたような気になります。けれども、テストでは答えは書いてありません。問題だけを見て答えを自分で出せるかは、読んでいるだけではわかりません。
使い方の手順
1. 答えを隠す
赤シートを使う、手や紙で隠す、答えが別のページにある一問一答を使う。どの方法でもかまいません。答えが目に入らない状態で問題を読みます。
2. 答えをノートに書く
頭の中で答えるだけにせず、答えをノートに書きます。「源頼朝」の「朝」が出てこない、「御成敗式目」の「成」と「式」があやしい、といったことは、書いてみてはじめてわかります。
3. 答え合わせをして、○×を残す
区切りのよいところで答えを見て、○×をつけます。ノートだけでなく、一問一答の問題の横にも○×と日付を書いておきます。これが次に戻るときの手がかりになります。
字がまちがっていたら×にします。漢字で書くように指定された問題なら、字のまちがいは点になりません。
4. 次は×の問題から解く
2回目は、×の問題を先に解きます。全部を最初からやり直すより、少ない時間で弱いところに戻れます。○だった問題も、日をおいてときどき解き直します。
よくあるつまずき
| つまずき | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 答えを見ながら読む | 覚えたつもりで先に進む | 答えを隠してから読む |
| 毎回最初のページから始める | 前半ばかり覚え、後半が手つかずになる | まだ解いていない問題と×の問題を分けて進める |
| ○×を残さない | どれを覚えていないかがわからなくなる | 問題の横に○×と日付を書く |
| 1回○で終わりにする | しばらくすると忘れている | 日をおいて、もう一度解く |
問題の横の○×を、暗記ログが残します
暗記ログは、この手順で解くための Web の問題集です。答えが隠れた問題が番号つきで並び、ノートに答えを書いてから「○番まで 答え合わせをする」で答えを出します。
つけた○×は問題ごとに残るので、一問一答の横に○×と日付を書く作業はいりません。次に解くときは「バツ」を選べば×の問題だけが、「未対応」を選べばまだ解いていない問題だけが並びます。表の2つめのつまずき(前半ばかり覚える)も、この2つを分けて選べば起きにくくなります。
まず1単元を解いて○×をつけ、次の日は「バツ」から始めてみてください。無料プランでは、各分野の最初の単元を試せます。操作の流れは使い方のページにあります。
