Column
塾の復習が追いつかないとき、社会・理科の暗記は何から手をつけるか
大手塾に通っていると、毎週のテキストとテストで、復習する量がどんどん増えていきます。算数の復習で手いっぱいになり、社会・理科の暗記はテスト前にまとめて見るだけ、という週もあるのではないでしょうか。
全部をやり直さない
復習が追いつかないとき、まず手放したいのは「テキストを全部やり直す」ことです。すでに覚えている問題をもう一度解いても、時間のわりに得点にはつながりにくいからです。
時間が限られているなら、覚えていないとわかっている問題から手をつけます。
優先順位の考え方
| 優先 | 何を復習するか | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 前回まちがえた問題 | 覚えていないことがはっきりしている |
| 2 | 次のテストの範囲で、まだ一度も解いていない問題 | 覚えているかどうか、まだわからない |
| 3 | 前に○だったが、しばらく解いていない問題 | 忘れているかもしれない |
| 4 | 何度も○が続いている問題 | 後回しでよい |
1番を毎回確実に片づけるだけでも、復習の効き目は変わります。そのためには、どの問題をまちがえたかがわかるようになっている必要があります。
まちがえた問題がわかるようにしておく
テストや宿題で×がついても、それが記録として残っていないと、次に解き直すときに探すところから始まります。
暗記の分野なら、記録は簡単で十分です。
- テキストの問題番号の横に○×と日付を書く
- 解き直して○になったら、その横にもう一つ○を書く
テキストに○×を残せているなら、そのテキストで上の優先順位どおりに進めるのが、いちばん手間がかかりません。
前に習った単元に戻るのが大変なとき
困るのは、何か月も前に習った単元です。テキストは週ごとに分かれているので、「前にまちがえた歴史の用語」に戻ろうとすると、何冊ものテキストをめくって×を探すことになります。テキストに書きこまない方針の塾もあります。
この「探す手間」が大きい場合は、暗記の分野だけ、単元ごとに○×が残る形で別に管理する方法があります。テスト前にテキストを見返していた時間の一部を、そちらに置き換えるイメージです。
前に習った用語を、単元ごとに確かめ直すなら
前に習った用語を、単元ごとに確かめ直したいときに使えるのが暗記ログです。社会・理科・国語の基礎〜標準の暗記問題を、時代や分野ごとの単元に分けて収録した Web の問題集で、答えはノートに書き、画面では○×だけをつけます。
テキストの×を探し直すかわりに、たとえば「江戸」の単元をまとめて解けば、その時代の用語をどこまで覚えているかが一度にわかります。○×は問題ごとに残るので、次からは「バツ」を選ぶだけで、まちがえた問題だけを解き直せます。
塾のテキストやテストの問題を取りこむ機能はありません。塾の教材は週ごとの単元を深く学ぶために使い、暗記の土台の確かめ直しは暗記ログで、という分け方です。無料プランでは、各分野の最初の単元(歴史なら原始〜古墳の最初の単元)を試せます。操作の流れは使い方のページにあります。
